肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域制限で
このようなお悩みはありませんか。
・慢性的に痛みがある。
・肩甲骨の可動域が悪い。
・ストレッチをしても改善しない。
・湿布や鎮痛薬では効果がない。
・痛みが酷く痺れも出ている。
・張りが酷くて毎日辛い。
・痛すぎて熟睡できない。
◆肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域について
女性の有訴率、痛みで医療機関に受診する理由で1番多いのは肩こり症となります。
一概に肩こりと言っても、痛みや症状に感じ方は様々。
臨床現場では、肩甲骨周囲の痛みを訴える方が圧倒的に多いです。
肩甲骨周囲の訴えは、強い張り、吐き気がする、可動域が悪い、痺れなどがあります。
◆肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域の構造
肩甲骨には20個ほどの筋肉が付着し、それぞれの役割を果たします。
大きな筋肉は、上腕二頭筋や上腕三頭筋、広背筋や僧帽筋。
小さな筋肉は、大円筋や小円筋、小胸筋や菱形筋などとなります。
肩関節の動きに大きく関与し、慢性肩こり症がある方は、肩甲骨の痛みや可動域不良もおこします。
◆肩甲骨の構造
肩甲骨自体は、太陽に透かすと反対側が見えるほどとても薄く、構造は複雑な骨となります。
稀ですが、高所からに転落、自転車での転倒などで肩甲骨体部骨折をしてしまいます。
肩甲骨と他の骨の関節はありませんが、肩甲骨の関節包で肋骨とつながる構造となります。
神経や血管の走行は複雑に入り乱れ、痛みや痺れの要因の1つとして考えられています。
◆肩甲骨上腕リズム
腕を横から上方にあげていく(挙上)と、ある位置から肩甲骨に動きが出ないとあがらなくなります。
この肩甲骨の動きを、肩甲骨上腕リズムと呼び、肩関節の動きやストレスに関与します。
肩甲骨周囲の柔軟性が悪くなるだけでなく、全身症状に大きく関連してくるのです。
右肩甲骨周囲の痛みは、腎臓や肝臓。
左肩甲骨周囲の痛みは、ストレスや心臓の放散痛と言われています。
◆肩甲骨の複雑な構成
身体は解剖学的視点では、とても魅力的で美しい、そして複雑で難しい構造をしています。
その構造が故に、狭窄や梗塞、絞扼を引き起こし、痛みや痺れの要因となることもあります。
個体差では骨格の長短や太い、細い、また筋肉や脂肪量などバランスも様々となります。
肩甲骨では、外側腋窩隙や内側腋窩隙、上腕三頭筋裂孔などの隙間を通過する、血管や神経絞扼により、痛みや痺れの要因となります。
◎外側腋窩隙(クアドリラテラルスペース
『上腕骨・上腕二頭筋長頭・大円筋・小円筋で構成される四角形の隙間』で、後上腕動脈や後上腕静脈、腋窩神経が通過します。
◎内側腋窩隙(トライアングルスペース
『上腕三頭筋長頭・大円筋・小円筋で構成される三角形の隙間』で、肩甲骨回旋動脈と肩甲骨回旋静脈が通過します。
◎上腕三頭筋裂孔
『上腕三頭筋長頭・大円筋・上腕骨で構成される三角形』で、上腕深動脈と橈骨神経が通過します。
◆肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域制限の原因
精神的なストレス、デスクワーク、スマホの使い過ぎ、暴飲暴食、寝不足、運動不足などが要因です。
現代病の1つである、ストレートネック・スマホ首が原因となり、筋過緊張や神経伝達不良、血液循環障害を引き起こします。
局所の緊張や循環障害だけでなく、痛みにより睡眠不足や内臓機能障害にまで関与してくるのです。
酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積し刺激となり、痛みや可動域制限を起こすと考えられています。
【一般的な肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域制限治療】
鎮痛薬・鍼・電気治療・マッサージ・ストレッチ、注射など。
薬で痛みを抑えたり筋肉を柔らかくしても一時的には改善されますがまた症状がぶり返すことがほとんど。
つまり一般的な治療は根本解決にはならず、ほぼすべての治療は対症療法となります。
【かきたがわ整骨院での肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域制限治療】
肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域制限の原因は、前記のように、精神的なストレス、デスクワーク、スマホの使い過ぎ、暴飲暴食、寝不足、運動不足、ストレートネック、スマホ首などが原因の一つとされています。
ですが、肩甲骨の痛み・肩甲骨の可動域制限の原因は、長年の崩れた身体のバランスや、長期に渡る不良姿勢で蓄積された身体の歪みによる結果です。
蓄積された身体の歪みを整えることが、根本改善への近道だと考えております。
構造(骨格や姿勢の歪み)
機能(筋肉・関節・内臓・神経の働き)
根本的な問題である構造を正し、正常に機能が回復することが最優先です。
筋肉の緊張やコリがほぐれ、関節が柔らかくなり、内臓の調子が良くなり、神経が働きだします。
構造と機能を整え正常化することで、肩こり症・慢性肩こりの改善実績をあげています。